ワインイベントは第1回ということで正直ドキドキでしたが、ワインインポーター セパージュ株式会社のアドバイザー リリー・スンさんの協力もあり、大好評の上終了することができました。(感謝!)
開催風景やメニューを少しご紹介します。
こちらがセパージュのアドバイザー リリー・スンさん。
店内に展示した生産者さんとドメーヌの写真やiPadにいれた説明など見ながら生産者さんやワインのお話を聞かせていただきました。
ラングドック・ルーシヨン地方は乾燥した気候で葡萄が病気になりにくい為、自然派栽培にとても適した、理想的な土地なんだそうです。
リリーさんが「台湾料理と南フランスワインのマリアージュのイベントは世界的に見ても例を見ないもの」「気候や環境の違いを考えると、この相性の良さは本当に奇跡的な組み合わせ」と言っていただいたのですが、確かに台湾の湿度の高い気候の食事に南仏の乾燥した気候のワインは一見すると合わせづらいのでは?とも思われがちなのですが、スペインにも近い土地柄のため、スペインに影響を受けた香辛料の多い料理と相性の良いワインも多いそうで、それが奇跡的に台湾料理とも相性が良いワインを生み出す結果となっているようです。
参加者の方々!初めてのイベントなのにも関わらずお越し頂きありがとうございました!
さてさて、お料理とワインのマリアージュですが、実際に合わせたメニューがこちら!
1. 前菜5種盛り合わせ
(1)干し豆腐/(2)滷味3種/(3)白レバーの冷製/(4)酸姜皮蛋/(5)涼拌海蜇皮(クラゲ)
合わせたのは白ワイン「Domaine de Mouscaillo Limoux blanc 2007」。
木の樽の香りとスッキリした飲み口で、シャルドネ100%なのに全くシャルドネっぽくない、僕のお気に入りのワインです。
レバーとの相性がとても良いことから選んだワイン。実際合わせていただいたのですが、生臭さを感じさせずとても合う、とのコメントをいただきました。
油ものと合うので、滷味(ルーウェイ)の豚テールや皮蛋との相性も◎。
2. 台湾特色料理:海老入り湯葉春巻き
合わせたのは白ワイン「Pithon VDP cotes catalanes D18 2011」。
焦がしたナッツのような独特のアロマと余韻で、揚げ物との相性が抜群!
また、生姜ともとても合うので、春巻きに生姜も入れてみたのですが、これがまた抜群に合っていたとのコメントをいただきました。
4. 野菜料理:空芯菜の青森にんにく炒め
お肉や揚げ物が続いたので、こちらはお口直しというか、野菜料理をちょこっと挟ませていただきしました。
前後のワインを少しずつ合わせて相性の違いをお楽しみいただきました。
4. 主菜:蔥油雞(蒸し鶏のねぎソースがけ)
合わせたのは白ワイン「Mas Champart St Chinian blanc 2012」。
蜂蜜のような甘いアロマと葱ソースの相性が抜群!
ひとつ前のD18がとても個性的だったのでワイン自体の良さがわかってもらいにくかったところではありますが、このワインが一番好きと言われる方もいらっしゃいました。
5. 食事:滷肉飯
合わせた赤ワインは「Le Soula VDP cotes catalanes Trigone 2011」。
花のような華やかな香り。タンニンも強すぎず、豚肉とスパイスとの相性も◎。
・・・ただ、やっぱりご飯ものとワインはやっぱり合わせるのは難しいね、というのがリリーさん含む参加者全員の感想で、もうちょっと濃い角煮などの料理が良いのかもというコメントも。
今回もこれはこれで合格レベルではありましたが、「ごはんものに合わせるワイン」が次回の課題です!
6. デザート:桂花梨子豆花(キンモクセイと梨のドウファ)
合わせたのはデザートワイン「Terres de Fagayra Maury blanc 2010」。
キンモクセイの甘い香りと梨の柔らかな酸味に甘酸っぱいこのデザートワインの相性が自分でも感動的でした。
台湾では秋になるとキンモクセイの花をよくデザートの香りづけに使います。
最初はブラックタピオカも入れる予定でしたが、キンモクセイの繊細な香りをお楽しみいただけるよう、あえてシンプルにして、食感は梨を入れることにしました。
好評だったので、9月頃からこちらの豆花を通常営業でもお出ししてみようかなと思います。
参加者の皆さん、ありがとうございました!
時期は未定ですが、第2回も必ずやります!お楽しみに!
台湾チャイニーズ 天天厨房
店主/主厨 謝 天傑
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<ご予約・お問い合わせ>
電話:03-6754-6893
メール: info@tentenchubo.com (メールでのご予約は前日まで可)
※ご予約について
※営業予定など最新情報は「Facebook」/「Twitter」にて配信中。
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<営業時間>通常営業 18:00~22:00/バル営業 22:00~24:00
(定休日:水曜日と第一週目の火or木 ※その他試飲会・研修などで臨時休業)
22:00以降はお酒の時間『バル営業』となり、
炒めもの以外の簡単なメニューと
ドリンクのみでの営業とさせていただいております。
どうぞご了承ください。(お通しなしです)
<ラストオーダー時間>
22:00 炒めものラストオーダー(炒飯も)
23:00 食べ物ラストオーダー
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