2013年10月17日木曜日

店名の肩書き「台湾チャイニーズ」について

「台湾は中国じゃないでしょ?」


ということで何人かの方々からご質問があったので、天天厨房が「台湾チャイニーズ」をつかうに至った経緯と、台湾人としての僕の考えを書かせていただきます。

現状日本にある台湾料理店は「台湾」と謡いつつも中華料理を大部分のメニューとして出すお店が多く、僕たちとしても首をかしげている部分であります。


そんな中、どうして 「台湾チャイニーズ」 なのか。


一番の理由は、伝統的な台湾料理をベースにしつつも、新しい考えを盛り込みつつ料理が提供できる店にしたかったことです。

敢えて英語表現「チャイニーズ」を取り入れることで、良い意味で「枠」にとらわれない感じを表現したかった。



ではなぜ、「タイワニーズ」ではなく「チャイニーズ」か。


一番の理由は、日本でまだまだ「タイワニーズ」という言い回しが浸透していないことでした。

どんな料理が出てくる店なのかが全く想像がつかないのも・・・と思い。
(台湾料理が中華寄りなのは否定できないので。あとは台湾とタイを混同している方も多くいらっしゃるのでそのギャップ埋めのため。)


実際つかうことを決断するにいたっては、2つの理由から「チャイニーズ」が「大陸」のみを意味するのものではなく、「台湾」を表す意味で使っても良いのではないかと判断しました。

[1] 台湾の正式名称が「中華民国(Republic of China)」である
[2] 台湾の食文化は美食大国中国(現状の良し悪しは別として、世界では昔からそう呼ばれている)から大きく影響を受けていることは否定できない(=広い意味での中華文化圏の一部であるということ)


もう一つ、弁解させていただくと、僕のバックグラウンドは台湾料理だけでなく広東料理もベースにしているので、いろいろ創作する上でそういった要素を含める可能性が高くなる点。

もちろん台湾料理をうたっている以上、台湾料理を提供するというのが心意気なのですが、それ以上に僕が「美味しいと思うもの」をご提供したいので、時には中華の要素が加わったり、東南アジアの要素が加わったり、日本の要素が加わったり、するかもしれません。


センシティブな問題なので、いろんなご意見あると思いますが、
国同士の関係はどうあれ、「うまいものに国境の垣根はない」というのが僕の信条です。



どんなお料理になっているかは、まずは一度ぜひお召し上がりいただきたいなと思います!


店主/主厨 謝天傑(日本語訳 by 妻)


www.tentenchubo.com




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